不登校とそれに対する批判。辛いことから逃げずに立ち向かっていかなくてはいけないという私の人生観が生まれた。

私は小学校五年生の秋頃初めて不登校になりました。

それまで私はずっと辛い中耐え続けて学校に通っていました。

友達もひとりもいなかったですし、大人しくてしゃべることもできなかったので、からかわれたりいじめられたりもしていました。

友達ができない自分に劣等感を感じ、ひとりでいるところを周りの人に見られると、おかしな人だと思われるのではないかと常に怯えていました。

安心できる時間は眠りにつく時だけ、朝起きたら、また地獄な一日が始まると思いとても憂鬱な気分になっていました。

学校を楽しいと思ったことなんて全くありませんでした。

私が学校がとてつもなく苦痛だったので、皆苦しい思いをして通っていると思っていたのですが、私が特殊だったと大人になって分かりました。

私にとって、学校に行っているより家に引きこもってひとりで過ごすほうが、断然無理のない私らしい生活ができました。

けれど、学校へ行くのが当たり前の社会の中で、不登校になるとそれがいけないことだと批判されて、私が駄目な人間であるかのような扱いをされました。

中学三年の時も不登校になったのですが、私が引きこもってると、祖父に極道だ自業自得だと言われいじめられました。

私の部屋に入ってきて、布団と枕を取り上げられずっと寝られない状態にさせられたり、ごみ箱蹴っ飛ばされたり、私に馬乗りになって叩かれたり、暴言吐かれたりしました。私はひたすら抵抗して泣き叫び続けました。

されたことは酷いことだったのですが、このようなことをされることにより、それがプラスにも働きました。

辛いことから逃げてはいけない、耐えて乗り越えていかなければいけないという、根本的なマインドが叩き込まれました。

その後の人生私はどんなに辛くても決して逃げなかったです。

祖父も教育の一環として、私にとてつもなく厳しくしたのではないかと、今では思えます。

祖父には感謝しています。

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