私は子供の頃から、自宅ではよくしゃべるのに学校へ行くと無口で大人しい人間になっていました。
今考えると、そうせざるを得ない状況に追い込まれていたのだと思います。
私はずっと、普通の人とは違っている変人だという自覚が子供ながらにありました。
普通の人と価値観や感覚などが違い、例えば普通の人が面白いと思うポイントが私とは違ったりしていました。
でも当時の学校教育では、協調性や集団の中で浮かずに馴染めるようになることが重んじられていました。
なので、私は普通と違うというだけで、悪目立ちしてしまい、いじめられたりからかわれたりするのです。
それにより私の個性は潰され、自分が嫌いでたまらなくなり、自己肯定感がとてつもなく低い子供でした。
自分に自信を完全に失った私はありのままの自分を隠すようになり、無口で大人しい人間を演じらざるを得ない状況に追い込まれました。
友達はひとりもできず、地獄の小学生時代を送り、限界に達した私は不登校になってしまいました。
それからの人生も困難だらけで泥沼にハマっていきました。
挙句の果てに精神障害者だと言われるようになって、何も悪いことしていないのに、差別や偏見の目で見られてしまう理不尽な人生になってしまいました。
普通の人と違うことも、障害があることも個性だと思います。
障害者を憐みの目で見たりすることも、障害者に対して失礼だと思います。
いろいろな個性のある人間がいるから世の中が面白くなるのだと思います。
周りと違うことは、おかしいのではなくある種の才能だと思います。
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