私は幼少期から、父や母にあまり褒められずに育ちました。
また、勉強しなさいとか、学校行きなさいとか言われたりして、干渉されることも無かったです。
あまり褒められることが無かったので、自己肯定感も低かったです。
テストで良い点数をとったり、他人から褒められたりしても、自分に自信が持てずに、ずっと自分は駄目な人間だと思って生きてきました。
でも、私は思いました。幼少期から自己肯定感が高くて、自分に自信を持った状態でずっと生きていたら、おそらく心の優しい人間にはなれなかったのではないかと、思いました。
人の気持ちに寄り添うことのできない、薄情な人間になってしまっていたのではないかと思います。
自分は駄目な人間だと思って、傷ついて、もがき苦しんだ過去があるからこそ、人の痛みに敏感になれ、人に対して心から思いやりを持って接することができるのではないかと、思っています。
人間とことん苦しんだ過去がないと、本当の意味での優しい人間にはなれないと思います。
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