私が料理上達するまで努力したこと。

私は一昨年の冬くらいから料理を作ることを始めました。

ずっと精神病で薬の影響もあって頭が働かず、何も出来なくて寝てばかりの日々を過ごしていました。なので、料理をするのは数年ぶりでした。

全く何も分からない状態から始めました。

料理は脳トレゲームのようなものだと思っています。

ステップ1

クックパッドやクラシルのレシピを見て、基本的な料理から始めました。

作る料理を決めてから、買うものをメモして材料を買いに行きました。

お肉の量も野菜の量も調味料の量も正確に量り、書いてある通りに作りました。なので、野菜が中途半端に余ったりして腐らせてしまったりもしました。

野菜を切るのに苦戦して、綺麗に切れず時間も掛かりました。

あまりにもレシピに対して神経質になりすぎていたので、何度も見返しました。

主菜と汁物二品作るのが精一杯で、作り終わったら疲れてヘトヘトになりました。完成するのに時間がすごく掛かりました。

味は今までお惣菜ばかり食べていたので、手料理が新鮮に感じられて美味しいと思いました。

始めの頃の感想は、こんなに労力費やしたのに、食べるのは一瞬、食べ終わったら食器も洗わないといけないし、とにかく苦痛で面倒くさいでした。こんなの続かないと思いました。

ステップ2

献立作りに苦戦しました。主菜、汁物は必ず、副菜は余裕があれば作ろうと思いました。

この主菜にはどんな汁物が合うかなど、レシピを調べながら悩みました。

買い物は、毎日行くのが面倒くさかったので、三日分をまとめて買うことにしました。三日分の献立を立てる時、どうしたら、食材を腐らせずに三日で使い切れるか悩みました。

三日分のメニューや材料をメモしてスーパーに行きました。

これだけで、もう既にヘトヘトでした。

料理を作ることも苦痛だったので、どうすればモチベーションが維持できるのか考え、この頃から作った料理の画像を残そうと思いました。とても苦労して作ったのだから、それを形に残したいと思ったのです。画像を残すことによって、作り終わった時達成感が感じられるようになりました。

相変わらずレシピ通りにしか作れませんでした。

味は美味しく感じられたので、初心者なのに自分を過大評価してしまい、料理上手だと錯覚しました。

この頃の感想は、献立作りが大変、料理を作る苦痛は少しマシになってきた。私って料理の才能あるかもしれない(過大評価)でした。食器洗いもこれが終われば一日の仕事が終わると思って頑張りました。

ステップ3

この頃から、知人に定期的に作った料理の画像を見せるようになりました。そうすることにより、料理をサボりたいという気持ちに打ち勝つことができました。

作るのが辛いと思う日も多かったです。嫌々作っていると、頭の働きも悪くなり効率よく作れず失敗したりもしました。失敗すると、時間かけて作ったのに画像もまともに撮れず、美味しくないのでとても残念な気持ちになりました。しかし、次の日はちゃんと作ろうと気持ちの切り替えをしました。

毎日作っていると、調味料の種類が増えていきました。調味料を整理整頓していなかったので、目当ての調味料が見つからず、作っている最中に時間をかけて探すこともありました。

根気強く続けること、取り乱さず常に冷静でいることが大切だと思いました。

この頃の感想は、毎日作らないといけないプレッシャーがある。義務感に駆られて作っているだけで、全く上達していない。スランプ状態である。

ステップ4

この頃作るのがあまりにも苦痛だったので、たまにサボってしまいました。

スーパーのお惣菜を食べていると、こんな少ないのに高すぎる、味付けも濃くて体に悪そうだと思いました。お金がもったいないと思い、罪悪感にも駆られました。

自分で作るのが一番だと思い、また頑張ろうとやる気が湧いてきました。

この頃から、事前に献立を考えてから買いに行かなくても、スーパーの中で何を作ろうか考えて買い物できるようになりました。献立を立てる苦痛から解放されました。

冷蔵庫の中を見て,二~三個の食材をクラシルやクックパッドで検索かけて作る品を考えたりもしました。

この頃の感想は、もっと肩の荷を下ろして気楽に作ろう。冷蔵庫の残り物で適当に作ればいい。

ステップ5

この頃から、料理の効率や手際の良さが頭や体に叩き込まれ、料理を作るスピードが格段と速くなりました。

料理を作ることが当たり前になり、作ることを苦痛に感じることが少なくなりました。

それでも作りたくないと思う日もありました。考えていたら精神的に辛くなるので、そういう日はとりあえずキッチンに立って動き出しました。すると次第に苦痛がなくなり集中して作っているのです。

また、食材の量や調味料の量をレシピ通りにするのではなく、自分で量を調節しても、失敗せず作れるようになりました。

盛り付けにもこだわるようになり、どうしたら綺麗に見えるか考えました。

この頃の感想は、作ることを苦痛に感じないなんて、今までの努力が報われた。慣れが大事だから、毎日作らないと感覚が鈍ってまた作るのが辛くなるだろう。引き続き毎日頑張ろう。

今現在

スーパーに行って何を作るか食材を見て考えたり、適当に使えそうな野菜、お肉、魚、卵、豆腐、切らした調味料や使えそうな調味料などまとめ買いしています。

お肉、魚は冷凍しています。

料理のイメージをして、合うと思われる食材をクラシルで検索してまず主菜を決めます。その後主菜に合いそうな副菜と汁物を考えます。

調味料も豊富に揃っているので、大抵のレシピの味付けはできます。

何を作るか考えて、午後の四時半頃から夕食を作り出します。

ストレスフリーで集中して作るためにクラシックやヒーリング音楽をかけて作ります。

献立を決めて、作って、画像撮って、食べて、片付けて、一日の仕事が終わると今日も頑張ったと達成感があり、それだけで充実した日々が過ごせています。

今の感想は、料理が上手に作れるようになると、食生活も健康的になり人生の質が変わる。食は生きていく上で最も大切だと思います。

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