今日夕方、2人分の料理を作り、ランチョンマットに乗せて頂きますと言って私は食べたんです。
主菜 白菜の人参と豚小間のうま煮
汁物 えのきと玉ねぎと卵の中華スープ
デザート キウイフルーツ
しかし、父はお腹空いているはずなのに、いらないと言って一向に手を付けてくれませんでした。
キウイフルーツだけでもさっぱりするから食べなよと、言ったのですが、父は妖怪みたいな怖い顔をして一向に食べてくれませんでした。
私は父に、顔が怖いよと言い、笑いながら父をなだめようとしたのですが、ずっと怒っていて私が全部食べ終えた頃にも全く手を付けてくれませんでした。
そして父が言うんです。自分はひとりで暮らすことに慣れているからとか、ひとりでも生きていけるとか、スーパーの弁当買ってきて食べるから作らなくていいとか言ってくるんです。
おそらく私が思うに父は、私に頼ることに申し訳なさを感じてしまい、強がってしまったのだと思ったんです。
その後私は自分の食器を洗い、父の食事を冷蔵庫にしまい、一時間ほど自分の部屋にこもりました。
そして台所に行くと、父は冷蔵庫にあった料理を取り出して食べていました。
それで、怒って悪かったと私に謝ってきました。
それから父は上機嫌になり、自分の履歴書を私に見せてきて、過去の若い頃の話をしてきました。
父の少年みたいな幸せそうな顔を見て、私はこの人を守りたいと思いました。
そんな申し訳ないとか思わないでほしい、私も精神病が酷かった頃父にかなり負担かけていたし、立場が逆転しただけで、お互い様だと思いました。
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